横手盆地の南端に位置し、江戸時代には銀山で栄えた湯沢。
鉱夫が酌み交わすお酒の需要があったことから酒造りが盛んになり、そのにぎわいは「東北の灘」と称されたほど。今も歴史ある酒蔵が多く残り、美酒を造り続けています。
また、温泉資源が豊富な「地熱のまち」でもあります。
両関酒造株式会社
両関酒造株式会社
明治7(1874)年創業。試行錯誤の末開発した独自の「低温長期醸造法」には、技術を広く開放し、東北や寒冷地の酒造り向上に貢献した歴史があります。秋田の気候を活かしゆっくり醸すお酒は、透明感のある味わいと芳醇な旨味が特徴です。
秋田県湯沢市前森4-3-18
TEL 0183-73-3143
https://www.ryozeki.co.jp/
秋田銘醸株式会社
秋田銘醸株式会社
秋田の豊かな自然によって醸される美酒を全国に売り出そうと、有志が集まり大正11(1922)年に創業。「酒質第一」の理念のもと、良質な米と水に恵まれた湯沢の風土、特色を活かした醸造法で、手間を惜しまず酒造りに取り組んでいます。
秋田県湯沢市大工町4-23
TEL 0183-73-3161
https://www.ranman.co.jp/
秋田県産酒造好適米を100%使用し、精米歩合40%まで磨き醸した純米大吟醸酒。米の旨味を十分に引き出し、すっきりとした飲み口ながらふくらみも感じられる、優しい味わいのお酒です。
株式会社木村酒造
株式会社木村酒造
元和元(1615)年創業。雪深い湯沢の地で400年以上、酒造り一筋に取り組む酒蔵です。「飲む人の心まで動かす日本酒をつくりたい」という思いで、伝統を大切に受け継ぎながらも常に新しい可能性を探り、「究極の旨さ」を追求し続けています。
秋田県湯沢市田町2-1-11
TEL 0183-73-3155
http://www.fukukomachi.com/
次世代の秋田酒を担う酒米として開発された「一穂積」を使用。控えめながら華やかさと柔らかみのある香味で、上質な旨味とともにリンゴやマスカットを想わせるフレーバーが心地良く広がります。
● 蔵からのコメント
旨味と上品な香りが特徴の酒造好適米「秋田酒こまち」を、自社培養の酵母で醸した、無濾過の純米吟醸。果実のような甘い香りと、まろやかな味わいが口の中に広がり、余韻も楽しめるお酒です。