東に奥羽山脈、西に出羽山地を擁し、その間を雄物川や玉川が流れる仙北平野。
この肥沃な大地の中央部に位置する大仙は、舟運で栄え、江戸時代には街道の主要な宿駅として発展。良質な米と水にも恵まれていたことから造り酒屋が多く、今も昔も銘酒の郷です。
出羽鶴酒造株式会社
出羽鶴酒造株式会社
慶応元(1865)年にヤマト酒造店として創業。大正2(1913)年に現在の社名になりました。受け継がれる酒造りへの想い「和醸良酒」を胸に、昔ながらの「秋田流生酛仕込み」で、きめ細やかな旨味とあざやかな酸を持つ純米酒を造っています。
秋田県大仙市南外字悪戸野81
TEL 0187-63-1224
https://www.igeta.jp/
刈穂酒造株式会社
刈穂酒造株式会社
大正2(1913)年創業。県内屈指の穀倉地帯・仙北平野で作られる酒米と、敷地内に湧き出る、秋田では珍しい中硬水を使ってお酒を醸しています。昔ながらの酒槽でしぼり、力強さとキメ細やかさが両立した辛口の味わいは、刈穂ならでは。
秋田県大仙市神宮寺字神宮寺275
TEL 0187-63-1224
https://www.igeta.jp/
地元で契約栽培された「秋田酒こまち」を使い、自社で分離培養した酵母で醸しました。高い精米ならではの繊細で上品な口当たり、香味と旨味がバランス良く調和した、瓶貯蔵の純米大吟醸です。
有限会社奥田酒造店
有限会社奥田酒造店
今からおよそ350年前の延宝年間に創業。伝統ある「造り酒屋」を内実ともに受け継ぎ、大仙の静謐な自然を醸しています。地元・協和の地酒として愛され続ける「千代緑」の酒銘は、初代蔵元が緑美しい初夏の山々に感銘を受け詠んだ句が由来。
秋田県大仙市協和境字境113
TEL 018-892-3001
http://www.chiyomidori.com/
地元・大仙市協和の「亀の尾」と、蔵から採取した蔵付分離酵母を使用。搾りたての原酒を瓶燗1回火入れで低温貯蔵し、熟成させました。和梨のような風味ときれいな酸で、食中酒におすすめです。
合名会社鈴木酒造店
合名会社鈴木酒造店
奥羽山系の伏流水と、実り豊かな水田に恵まれた大仙市で、元禄2(1689)年に創業。「地元の食文化に合う日本酒」をコンセプトに、330年以上続く伝統を大切に受け継ぎながら、秋田の良質な水と米を活かした秋田の地酒を醸しています。
秋田県大仙市長野字二日町9
TEL 0187-56-2121
https://www.hideyoshi.co.jp/
秋田県産「秋田酒こまち」と「秋田流花酵母」を使用。ふくらみのある旨味が特徴の秀よしらしいお酒を、原酒で用意しました。優しい吟醸の香りが料理の味を邪魔せず、食中酒におすすめです。
金紋秋田酒造株式会社
金紋秋田酒造株式会社
昭和11(1936)年創業の秋田富士酒造店をルーツに、昭和48(1973)年、金紋秋田酒造を設立。蔵の中で長期間熟成させた古酒「Vintage SAKE」や「X3」など、日本酒の本質である米の旨味に特化したお酒を造っています。
秋田県大仙市藤木西八圭34-2
TEL 0120-653-560
https://kinmon-akita.com/
「秋田酒こまち」と「秋田流花酵母」で醸した純米吟醸酒。熟した果実のような穏やかな香りと、奥の深い旨味があります。キュッと冷やして、キレのある酸味と軽快な後口をお楽しみください。
● 蔵からのコメント
お米は、自社田で蔵人自ら栽培した秋田の酒造好適米「美郷錦」、酵母には「きょうかい1801号」を使用。酵母の醸し出す青リンゴの様な爽やかな香味が引き立ち、爽快な味わいを楽しめます。